今回は薪ストーブの火の付け方についてです。
薪ストーブを使用して2シーズン目に入りました。
初年度は、
・なかなか火が付かなかったり
・途中で消えたり
・煙でモクモクになったり
と苦労することもありました。
2シーズン目に入り、試行錯誤をしてようやく安定して火が付くようになりましたので、その方法をお届けしたいと思います♪
・煙がモクモク出ない
・焚き付け用の木を大量に消費しない
そして、
・誰でも簡単にできる
薪ストーブ屋さんに教えていただいた火の付け方に、プラスしました。
これでほぼ失敗なく付けることができるようになりました。
先日、薪ストーブ屋さんに2年ぶりに煙突の掃除をしてもらいました。
・「こんなに綺麗な煙突を見たのは初めてです!」
・「煤(すす)がほとんど付いていません」
・「メンテナンスの周期もこれまでの2年に一度を3-4年に一度にしてもいいですね」
と褒めていただきました。
メンテナンスが減るということは、それだけランニングコストが減るということ。
煙突掃除はお願いすると数万円かかるので、かなりのお得です♪
薪ストーブ屋さんも「焼き方がお上手」と言っていただいたので、今後もこの火の付け方を続けていければと思います。
薪ストーブの火を付けるための【大切なポイント】と【手順】
ポイントは空気です。
木に空気をしっかり触れさせる
・そのため、木と木はぴったりとくっ付かないようにする。
キャンプで使う薪ストーブや焚き火台でも考え方は同じです。
薪に火を安定させて付けるための手順
2:メインの薪を置く
3:焚き付け用の木を乗せる
4:着火剤を一番上に置き、点火
5:燃え上がってきたら薪を追加(←ポイント♪)
薪ストーブの火の付け方のコツと具体的な手順【もう失敗しない】
火をつけるための具体的な方法を詳しく説明していきます。
1:下準備
まずは窓清掃
毎回やらなくても良いですが、綺麗な火を眺めるためには欠かせません。
ストーブを長くきれいに使い続けていくためにも、使用前には行うことをオススメします。
基本的にクロス(もしくはウエス)を軽く濡らして拭けばOKです。
頑固な汚れは、濡れたクロスに灰を少しつけるだけでかなり綺麗になります。
しかし以前、窓に吹きこぼれた熱湯が付いた時は灰をつけても取れませんでした。
そこで薪ストーブ屋さんにオススメしてもらったのがコチラです。
ファイヤーサイド社のガラスクリーナー。
同社の類似品ですが、薪ストーブ屋さんに聞いたらこちらもオススメされました。
たまに頑固な汚れが付いてしまうので、一つあっても良いですね♪
清掃前↓
清掃後↓
クロスなら極細の繊維がついたマイクロファイバー製のものが良いです。
我が家はこれを使っています。
クロスの代わりにウエスもオススメです。
場所は取りますが、気にならないならウエスが良いです。
その中でもScottのパルプウエスは
・繊維が出にくく
・吸水性が高いです。
その分、ガラス面に繊維や水分が残りにくいのでオススメです。
キッチンなど、他の場所でも使えて便利です♪
換気扇について
換気扇で部屋の空気を外に排出すると、空気がしっかりと供給できません。
ですので換気扇は、
・洗面所など、換気扇を使用している部屋のドアはしっかりと閉める
料理中など、それでも使いたい時は、
・太い木に火が付いてから回す
・窓を少し開けて、部屋に空気を入れる
などをすると良いです。
全てやらなくても効果的です。
※火の様子を見て、消えそうにないなら特に何もしなくても大丈夫です。
この時は、すぐに換気扇を切ってください。
さらに窓を少しでも開けて空気を取り込むと良いです。
2:メインの薪を置く
まずはメインとなる薪を置きます。
薪の太さや数は?
・中くらいの薪なら2本程度
焚き付けの木が崩れないように
後からこの上に焚き付け用の木を崩れないように重ねます。
ですので、薪2本の場合は同じくらいの高さの物を選びます。
薪1本の場合はバランスが崩れやすいので水平にします。
そのために薪は断面が平らなものを選びます。
薪1本なら、こんな感じのを選ぶと良いです↓
(それでも水平にならないときは、薪の下に小さい木や灰を入れて、角度を微調整します)
3:焚き付け用の木を乗せる
井形に組むことで、どの木も空気がたくさん触れて、一気に燃え上がります。
下の方は少し太めの木、上の方は細めにするとさらに効果的。
そうすることで、上から徐々に燃え出し、最終的に一番下のメインの薪にも火が付きやすいです。
細かく木を割るなら、ファイヤーサイド社のキンクラ(キンドリングクラッカー)がオススメです♪
とっても使いやすくて、安全で便利ですよ〜。
子どもでも扱えます。
キンクラの使い方やメリットはコチラ↓
4:着火剤を一番上に置き、点火
バーナーで着火剤に火を付けます。
バーナーはこれを使っています。
家庭用のガスボンベですぐに補充できます。便利。
似たような商品で、SOTOのスライドガスマッチも使っていました。
が、私としては安定して火が出る気がする新富士派です♪
ちなみにこの着火剤は燃焼時間が長く、手も汚れないのでとても使いやすいです。
何度もリピートしています。
Point!
これは薪ストーブ屋さんに教えてもらった方法ですが、扉をわずかでも開けておくと、さらに燃えやすいです。
焚き付け用の木が燃えて、煙が出ないことを確認したら閉めてください。
薪ストーブの構造によっては空気弁を全開にするだけでも十分かもしれません。
ちなみに、今までこの隙間から火の粉が出たことはありません。
5:燃え上がってきたら薪を追加
ここは個人的に一番のポイントだと思います。
こんな失敗ありませんか?
焚き付け用の木はボーボーと燃えていたのに、太い薪にしっかり燃え移る前に火が消える。。。
寒いのになかなか火がつかなくてがっかり。。
何度も私は経験してきました 笑
そうなる前に、薪を上から追加投入すると良いです。
薪を追加投入するタイミング
①焚き付け用の木がしっかりと燃えていて
②メインの薪の上の部分が少し燃える
この時です。
この時に、
①まずメインの薪の上(両サイド)に焚き付け用の木をポンポンっと敷き
②その上に薪を1本乗せます。(あまり太すぎない方がいい)
こうすることで、空洞ができます。
そして、新しく投入した薪が空気にたくさん触れ、燃えやすいです。
このやり方にしてから、新しく投入した薪にもしっかりと火が付きます。
結果、初めに投入したメインの薪にも、しっかりと火が付くようになりました。
空気の調整
そして、しっかりとメインの薪に火が付いたことを確認してから、
・空気調整レバー(空気弁)
・煙突ダンパー
を絞ります。
絞り加減は火の付き加減で調整しますが、使っているうちに分かってきます。
煙突ダンパーは閉め切らないように注意してくださいね。
我が家の薪ストーブだとこんな感じ。
このように45度の斜めにしています。
我が家の薪ストーブの様子はコチラから↓
まとめ
2:メインの薪を置く
3:焚き付け用の木を乗せる
4:着火剤を一番上に置き、点火
5:燃え上がってきたら薪を追加(←ポイント♪)
ぜひお試しください♪
失敗を減らして毎日安定した火を付け、心地いい薪ストーブライフをお楽しみくださいね〜。
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最後までご覧いただきありがとうございました。